一般会計
一般会計の決算額は、歳入が524億8,295万円で、前年度に比べ10億844万円の増、歳出は497億7,339万円で、前年度に比べ1億3,149万円の減となりました。厳しい財政状況のもと歳出のより効率的な執行に努めた結果、歳入歳出差引収支は、27億956万円の黒字決算となりました。
歳入決算額:524億8,295万円
区分 | 決算額(万円) | 構成比 |
---|---|---|
市税 | 549,852 | 10.5% |
地方譲与税 | 57,529 | 1.1% |
利子割交付金 | 2,161 | 0.0% |
配当割交付金 | 768 | 0.0% |
株式等譲渡所得割交付金 | 251 | 0.0% |
地方消費税交付金 | 63,316 | 1.2% |
ゴルフ場利用税交付金 | 264 | 0.0% |
自動車取得税交付金 | 13,499 | 0.3% |
国有提供施設等所在市町村助成交付金 | 1,528 | 0.0% |
地方特例交付金 | 13,903 | 0.3% |
地方交付税 | 2,403,944 | 45.8% |
交通安全対策特別交付金 | 948 | 0.0% |
分担金及び負担金 | 38,584 | 0.7% |
使用料及び手数料 | 75,964 | 1.4% |
国庫支出金 | 612,178 | 11.7% |
県支出金 | 303,887 | 5.8% |
財産収入 | 21,368 | 0.4% |
寄附金 | 2,939 | 0.1% |
繰入金 | 177,774 | 3.4% |
繰越金 | 156,963 | 3.0% |
諸収入 | 144,391 | 2.7% |
市債 | 606,284 | 11.6% |
計 | 5,248,295 | 100.0% |
市税の内訳
区分 | 決算額(万円) | 構成比 |
---|---|---|
市民税 | 216,798 | 39.4% |
固定資産税 | 270,688 | 49.2% |
軽自動車税 | 20,505 | 3.7% |
市たばこ税 | 34,945 | 6.4% |
入湯税 | 6,916 | 1.3% |
計 | 549,852 | 100.0% |

歳出決算額:497億7,339万円
目的別内訳
区分 | 決算額(万円) | 構成比 |
---|---|---|
議会費 | 20,191 | 0.4% |
総務費 | 994,744 | 20.0% |
民生費 | 882,195 | 17.7% |
衛生費 | 558,572 | 11.2% |
労働費 | 4,668 | 0.1% |
農林水産業費 | 375,343 | 7.6% |
商工費 | 199,580 | 4.0% |
土木費 | 441,811 | 8.9% |
消防費 | 182,829 | 3.7% |
教育費 | 455,173 | 9.1% |
災害復旧費 | 115,576 | 2.3% |
公債費 | 746,657 | 15.0% |
計 | 4,977,339 | 100.0% |
性質別内訳
区分 | 決算額(万円) | 構成比 |
---|---|---|
人件費 | 796,906 | 16.0% |
物件費 | 545,597 | 11.0% |
維持補修費 | 50,880 | 1.0% |
扶助費 | 361,628 | 7.3% |
補助費等 | 314,676 | 6.3% |
公債費 | 761,657 | 15.3% |
投資及び出資金・貸付金 | 130,421 | 2.6% |
繰出金 | 484,533 | 9.7% |
積立金 | 540,562 | 10.9% |
普通建設事業費 | 874,883 | 17.6% |
災害復旧事業費 | 115,596 | 2.3% |
計 | 4,977,339 | 100.0% |
- 注釈
-
- 人件費
- 職員給料のほか、議員や非常勤特別職の報酬などに使われたお金
- 物件費
- 非常勤職員の賃金や各施設の維持管理などに使われたお金
- 扶助費
- 生活保護など社会保障に使われたお金
- 補助費等
- 補助金・負担金などに使われたお金
- 繰出金
- 特別会計などに繰り出したお金
- 普通建設事業費
- 道路・学校・公共施設などの整備に使われたお金
市民一人あたりにこのくらいのお金が使われました。
平成23年3月31日現在の人口63,231人で計算しています。
- 議会費
- 議会の運営に使われたお金
- 3,193円
- 総務費
- 行政の運営や市税の徴収、広報発行などに使われたお金
- 157,319円
- 民生費
- 高齢者、障がい者福祉や子育て支援の充実などに使われたお金
- 139,519円
- 衛生費
- ごみ処理や保健事業などに使われたお金
- 88,338円
- 農林水産業費
- 農林水産業の振興などに使われたお金
- 59,361円
- 商工費
- 商工業や観光の振興に使われたお金
- 31,564円
- 土木費
- 道路や住宅の整備などに使われたお金
- 69,873円
- 消防費
- 防災や救助活動などに使われたお金
- 28,914円
- 教育費
- 学校教育の充実や生涯学習の推進などに使われたお金
- 71,986円
- 公債費
- 市の借金返済のために使われたお金
- 118,084円
特別会計
特別会計は、特定の事業を行う場合に一般会計と区分して経理する会計で、国民健康保険特別会計など15会計があります。
会計名 | 歳入決算額 | 歳出決算額 | 翌年度繰越財源 | 差引残額 |
---|---|---|---|---|
国民健康保険 | 734,536 | 712,543 | 0 | 21,993 |
老人保健 | 1,426 | 1,426 | 0 | 0 |
後期高齢者医療 | 71,029 | 69,714 | 0 | 1,315 |
介護保険 | 716,784 | 709,478 | 0 | 7,306 |
簡易水道 | 181,066 | 173,664 | 2,612 | 4,790 |
下水道 | 390,427 | 378,201 | 4,010 | 8,216 |
土地取得 | 519 | 519 | 0 | 0 |
ケーブルテレビ | 29,374 | 28,598 | 0 | 776 |
歌代の里 | 46,309 | 45,801 | 0 | 508 |
すこやか両津 | 60,635 | 58,166 | 0 | 2,469 |
五十里財産区 | 42 | 42 | 0 | 0 |
二宮財産区 | 366 | 366 | 0 | 0 |
新畑野財産区 | 387 | 355 | 0 | 32 |
真野財産区 | 108 | 98 | 0 | 10 |
空港用地取得補償 | 159,204 | 159,204 | 0 | 0 |
平成22年度に取組んだ主な事業と成果
総務費
- 空港対策事業
佐渡〜新潟航空路線の運航再開のため、県とともに事業者への交渉を重ねた結果、平成23年7月の就航について覚書締結に至りました。
- 3,005万円
民生費
- 老人福祉一般経費
「医療・福祉・介護」が連携した地域づくりを目的として、新潟大学などとの官学連携により佐渡市福祉版コンパクトシティモデル事業を実施しました。
- 277万円
- 子ども手当支給事業
家庭における生活の安定と次代を担う児童の健全育成を目的とした子ども手当を支給しました。
- 78,269万円
衛生費
- リサイクル推進事業
家庭から出される生ごみの減量化と堆肥としての再利用を検証するために、新穂地区で「コンポストモニターモデル事業」などを実施しました。
- 3,663万円
農林水産業費
- 地産地消推進事業
地場産農林水産物の利用向上を目指して地産地消まつりを開催しました。
- 785万円
- 生物多様性戦略推進事業
佐渡版所得補償制度の実施により、所得の一部が確保されたことから、担い手確保への期待、環境負荷の少ない栽培の推進などが図られました。
- 13,185万円
商工費
- 佐渡産品再生戦略事業
市内および首都圏に佐渡産品の販売所を設置し、地産地消の推進と佐渡産品の販売促進などを図りました。
- 2,612万円
- 着地型ツーリズム整備事業
民泊受入れの可否などを調査する集落コミュニティ受入調査や、女子大生の視点を幅広く取り入れた旅行プランの提案などを行いました。
- 724万円
土木費
- LED防犯灯設置事業
安全で安心なまちづくりと、省エネ、省メンテナンスで環境に優しいLED防犯灯への切替工事を実施しました。
- 27,178万円
消防費
- 消防防災施設・設備整備事業
災害の多種多様化・複雑化に対応するため、また消防団の機動力強化を図るために、資機材や車両などを更新配備しました。
- 4,697万円
教育費
- 総合学習支援事業
小中学校において、郷土を愛し、夢と誇りをもつ教育を推進するため、佐渡の自然・歴史・文化を学ぶ学習を実施しました。
- 1,260万円
市債の現在高
市債は、市が大きな事業を実施した時に借り入れたお金で、市の借金にあたります。
会計名 | 平成22年度末現在高 | |
---|---|---|
一般会計 | 5,314,563 | |
特別会計 | 簡易水道 | 624,616 |
下水道 | 2,508,663 | |
土地取得 | 0 | |
ケーブルテレビ | 36,385 | |
すこやか両津 | 81,585 | |
公営企業会計 | 水道事業 | 905,319 |
病院事業 | 42,507 |
市有財産の内容
庁舎、保育園、小・中学校などの建物や土地、市の貯金にあたる基金などの状況は次のとおりです。
区分 | 平成22年度末現在高 |
---|---|
土地 | 73,434,792平方メートル |
建物 | 537,332平方メートル |
山林 | 61,757,078平方メートル |
有価証券 | 6,708万円 |
各基金計 | 1,832,539万円 |
- 注釈
- 基金は、ある目的のために積立て、準備しておく資金のことで、「教育文化振興基金」、「トキ環境整備基金」などの基金があります。
公営企業会計
公営企業会計は、民間企業と同じような経営をしている事業で、水道事業会計、病院事業会計があります。
水道事業会計
区分 | 決算額 | |
---|---|---|
収益的 | 収入 | 111,180 |
支出 | 105,732 | |
資本的 | 収入 | 104,999 |
支出 | 147,810 |
病院事業会計
区分 | 決算額 | |
---|---|---|
収益的 | 収入 | 239,535 |
支出 | 234,131 | |
資本的 | 収入 | 28,607 |
支出 | 29,552 |