採択事業を決定しました
「地域自主組織支援事業補助金」とは、個性豊かで活力ある地域づくりを推進するために、自治会、集落、地域活動団体などが企画・提案し実践する地域活動に対して、活動費の一部を支援する補助制度です。
7月5日〜7月20日に交付対象事業を募集した結果、3件の応募があり、次の2件を採択事業として決定しましたので、お知らせします。
畑野神輿振興会30周年記念事業
- 団体名
- 畑野神輿振興会
- 交付決定額
- 770千円
佐渡猿八越敷神社共同舞台事業
- 団体名
- 猿八共同舞台実行委員会
- 交付決定額
- 501千円
以下、各事業を簡単にご紹介します。(PDFファイルでご覧になりたい方は、畑野神輿振興会30周年記念事業、佐渡猿八越敷神社共同舞台事業(PDF・約300キロバイト)をクリックしてください)
畑野神輿振興会30周年記念事業(畑野神輿振興会)
旧畑野町では、昭和62年から「安寿」「天神」2基の神輿を導入し、民間有志による畑野神輿振興会を立ち上げ、安寿天神まつりのメイン行事として定着しましたが、設立当初は大勢いた担ぎ手も年々減少し、一時は存続が危ぶまれることもありました。
島内外の神輿愛好(友好)団体との相互交流を深め、担ぎ手を補完する持続可能なシステム作りに取り組むとともに、神輿振興会設立30周年を記念し、いつもはCDによるお囃子のところ、交流を通じて本物(生演奏)のお囃子を取り入れるなど、元気な祭りで地域のにぎわいを創造します。
平成28年度の主な取組
- 昭島市祭り囃子同好会等を招いて、本物の「お囃子」と勇壮で華やかな「練り神輿」により、安寿天神まつりを盛り上げ
- 畑野神輿振興会の30周年記念式典を開催

本物の「お囃子」

安寿天神まつり
自立運営に向けた考え方
今後も勇壮で華やかな「練り神輿」を行い、安寿天神まつりや神輿に共感してくれる人を増やし、寄付等により安定的な事業運営を確保します。
佐渡猿八越敷神社共同舞台事業(猿八共同舞台実行委員会)
猿八地区には、かつて能舞台として賑わっていた越敷神社や人形浄瑠璃「猿八座」が残り、座長と早稲田大学の鳥越文藏名誉教授との縁から、交流を通じて寄贈いただいた舞台芸術に関連した蔵書を収蔵する鳥越文庫が置かれ、人の輪も広がっています。
この越敷神社や鳥越文庫を拠点に、平成26年度から実験的に行ってきた「能・人形浄瑠璃・ジャズサックス」の共演を定着させ、3つの異なるパフォーマンスのコラボレーションを通して、山間地の魅力を猿八から佐渡島内外に発信し、新たな活性化モデルを創出します。
平成28年度の主な取組
能、人形、ジャズ音楽と光の共演により独自の世界観を猿八地区から発信(日本文化と西洋音楽のコラボレーション)

越敷神社能舞台

鳥越文庫
自立運営に向けた考え方
集落住民が自ら手がけ楽しむイベントをめざし、リピーターの確保に努め、賛同者に寄付を呼びかけるほか、入場料や公演の形態を工夫し、持続可能な体制を確立します。