市では、飼い主のいない猫の繁殖の抑制と、殺処分ゼロを目指して、令和2年度から集落や地元動物愛護団体と連携して「佐渡市さくらねこ無料不妊手術事業」をモデル的に実施しています。
2020年8月、両津・佐和田の2地区で、飼い主のいない猫11頭に不妊手術を行いました。
この手術は、集落やボランティアの皆様とともに取り組む「地域猫活動」の一環です。手術を終えた猫は元の場所に戻し、今後は地域住民がその一生を見守ります。
- 注釈
- 地域猫
- 各家庭で飼われている猫とは異なり、地域に住み着き、人々の合意とルールのもとで管理されている猫
- 地域猫活動
- 地域猫に不妊・去勢手術を施して、一代限りの命を全うするまで地域で見守る活動
手術費は、公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に全額負担していただきました。基金の皆様と、ご寄付いただいた皆様に、こころより感謝を申しあげます。
「さくらねこ無料不妊手術事業」は、飼い主のいない猫に対してTNR(Trap=捕獲し、Neuter=不妊去勢手術を行い、Return=元の場所に戻し、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)を実施することで、地域猫として一代限りの命を全うさせる事業です。市は今年度からこの事業に参加しています。
「さくらねこ」について詳しくは下記リンク先をご覧ください。
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「さくらねこ無料不妊手術事業」モデル地区を募集します[2020-04]
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