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世界農業遺産登録意見交換会「持続可能な環境再生と農業振興を考える」の事前質問と回答

平成23年5月29日、開催

2011年11月17日、掲載

農林水産課 農業政策室 生物共生推進係(0259-63-5117)

本ページの目次

米販売におけるジアス認定のメリット

事前質問

私たちの会社は、お米の販売で成り立っている会社です。農業遺産に認定されるとどのようなメリットがあるのでしょうか?(例えば、出荷する米袋に認定のシールを貼るとか)

回答(生物共生推進係)

佐渡金山の豊かな歴史が生み出した、農業生産活動の活性化は棚田等里山の自然形成や能、鬼太鼓などの農村文化の発展につながってきたこと、トキと人が共生し、生物多様性保全と地域経済の循環により、自然と共生する持続的な農業生産活動をおこなっていることが世界的に評価され、世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。

これからも、その取組みを維持していくことが重要な課題となります。その課題解決に向け、農産物の付加価値を高め、ブランド化していくことも必要です。佐渡の各地域で持続的に農業生産活動をすることができるような取組みの方法を生み出したとき、「日本では初めてとなる世界農業遺産(GIAHS)に登録されている」ということが大きなメリットとなりえます。

このジアス認定のメリットは、これから地域の皆様の意見をもとに佐渡市全体で考えていくことが必要であると感じています。

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担い手問題

事前質問

中学生が農業をやりたいと言っています。高校で農業を学びます。田んぼも畑もありません。生計は立てられますか? 多分やり方次第だとは思うのですが?

回答(農業企画係)

新規就農でもやり方次第では生計を立てることは可能です。

佐渡の農業は、「水稲+α」の組み合わせが向いています。水稲に椎茸栽培、柿、洋ナシ、ハウス野菜、畜産などを組み合わせている農家が多いようです。どんなものをやるか、どんなものに興味があるか一緒に考えませんか。

農業を始めるためには、田、畑を借りるほかに、農業用機械をそろえるなど、初期投資が必要になります。新規就農者に融資制度等もあります。

就農支援資金

対象
新潟県の就農計画の認定を受けた認定就農者
内容
  • 就農研修資金:研修教育を受ける費用
  • 就農準備金:就農先調査、住居の移転等の準備資金
  • 就農施設等資金:経営を開始・規模拡大するに必要な施設の設置、機械、資材等の購入費用(土地購入を除く)

なお、資金は借りられたとしても、その後の返済が必要です。しっかりした営農計画を立てることが大事です。

また、田、畑を借りる場合は、農業委員会で斡旋しています。

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高品質な米の栽培方法

事前質問

タンパク含有量6.0%以下=おいしい米ということですか。どうすればそういう米ができますか。例えば、元肥・穂肥の時期、量の加減か。

回答(生産振興係)

玄米タンパク質含有率と食味総合評価の相関が高く、タンパク質含有率が高くなると食味総合評価が下がる傾向にあると言われています。

県や農業団体等の指導のもと、各生産者は、気象変動や各ほ場に対応した的確な栽培管理と適切な乾燥・調製作業により、良食味・高品質米の確保に努めています。

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米の保存方法(真空パック)

事前質問

保存状態の工夫を。低温保蔵庫が普及しているようですが、脱酸素剤を入れて真空パックにしたらどうでしょうか。コストはかかると思います。

回答(生物共生推進係)

ご意見ありがとうございます。農産物を真空パックにして新鮮さを保つ必要があるのではないかというご意見と受け止めました。

おいしいものは、おいしいままで長く保存できるのが理想です。旬のものを長くとっておきたいという考えも大事であるといえます。真空パックもぜひ考えていきたいと思います。

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箱剤の是非

事前質問

田植え時に使用する箱剤を使わないとどうなるでしょうか。毎年箱剤を使用しているが、貝、アメンボなどが死んでいるのがわかり、そのことによって他の害虫が発生するように思う。

回答(生産振興係)

育苗箱施用剤は、発生時期が異なる複数の病害虫の同時防除に有効で、農薬散布回数の削減が可能であり、省力的で、薬剤の環境中への飛散がきわめて少ないとされています。殺菌剤、殺虫剤の単剤ほか、殺菌・殺虫剤の混合剤があります。

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有機農法の可能性

事前質問

農地を守り、耕作することが生きもの連鎖、景観を保っていると思います。有機農法を研究してみたい。

回答(生物共生推進係)

ご意見のとおりであると思います。佐渡市の農地は、高齢化、担い手不足により年々減少しているのが現実です。有機農法に取り組んでおられる方はたくさんいらっしゃいますが、農業をされている方全体からするとその割合は非常に低いものとなります。

有機農法を推進することにより、生物多様性保全は図られていくことが予想されますが、持続的な農業生産活動という視点で考えたとき、経済的に見合うかどうかということになります。

このジアスをきっかけに有機農法の新たな形、方法をみなさんで考えていきたいと思います。

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除草剤や野焼きの是非

事前質問

畦はんの除草剤をどう思うか? 散布について

稲ワラの秋焼却についてどう思うか?

畦はん草刈り焼却についてどう思うか?

回答(生産振興係)

畦畔、農道、休耕田の雑草は、水田雑草の伝播源や白葉枯病、カメムシ類などの発生源になっているとともに玄米への雑草種子混入などの原因となります。畦畔等の雑草防除は、水田景観にも配慮して、除草機等による草刈りを主体に実施し、除草剤の使用は必要最小限にとどめ、法面保護植物等による除草剤を使用しない省力的な雑草管理の導入もすべきと考えます。

環境保全型農業において、稲わらは最も効果的な有機質資源のひとつであると考えられており、すき込みのみならず、収集での家畜排せつ物との堆肥化などの循環利用による土づくりへの活用を推進するものとしています。

稲わら焼却は、畦はん草刈り焼却煙害を考慮すれば、公益上から農業を営むためにやむを得ない行為とは考えられないことから、焼却することは違法行為です。

新潟県では「みどりの畦畔づくり運動」を推進しています。畦畔除草機などで草刈りを行う取り組みや、被覆植物を活用した雑草の生えにくい環境づくりで、みどりの美しい田園風景を実現し、新潟ブランドイメージを高めていくことが求められています。

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